【Waves】Sound Design Suiteをご存知でしょうか
Media Integration, Inc.によるとWavesのバンドル製品で「Gold」に次いで2位の人気があるそうです
今回はそんなSound Design Suiteの中でおすすめのプラグインをご紹介します
まずは収録プラグインです
40種類あります
なかなか多いですね
ではおすすめプラグインを紹介していきます
Renaissance Compressor
定番のコンプレッサーです
くせが少なく、使用しやすいです
僕のイメージはアタックが自然で少し音が細くなるイメージ
かけたトラックがオケになじみやすくなります
使用した音源をご用意しました
ドラム Renaissance Compressor なし
ドラム Renaissance Compressor あり
ボーカル Renaissance Compressor なし
ボーカル Renaissance Compressor あり
いかがでしょうか?
僕が感じたのはドラムはキックが抑えられ、スネアの余韻が協調されたように感じました
ボーカルはコンプなので当然なのですが音量の差が少なくなり少し均一になったと感じました
今回の設定はゲインリダクション-6dB位になるようにしてます
アタック、リリースはそれぞれドラムとボーカルのプリセットです
では次のプラグインをご紹介します
Renaissance Bass
Renaissance Bassは低音域の倍音を足して低音の厚みを増してくれるエンハンサーです。
Renaissance Bassの特徴はEQなどで低域の音量を上げる場合とは異なり倍音を足して低音域に存在感、太さを出してくれるところです
使用した音源をご用意しました
ドラム Renaissance Bass なし
ドラム Renaissance Bass あり
ベース Renaissance Bass なし
ベース Renaissance Bass あり
低音が強調されます
低音が欲しい時に使用してます
H-Delay(Hybrid Delay)
H-Delay(Hybrid Delay)はシンプルなアナログディレイです
アナログタイプが4つ用意されていて使用すると音に倍音が加わるのですが同時に「サー」というホワイトノイズも入ります、僕はそれがあまり好きではないのでアナログOFFで使用する事が多いです
それ以外はシンプルで使いやすいディレイです
C4 Multiband Compressor
C4 Multiband Compressorは4帯域に分かれているマルチバンドコンプレッサーです
帯域別にコンプレッション出来て便利です、ボーカル、ギター、マスタートラック、何にでもかけます、欲をいえばアナライザーが付いててほしかったです
最近は【iZotope】Ozone 8 Advanced のマルチバンドコンプを使用する事が多いです
L3-LL Ultramaximizer
L3-LL Ultramaximizerは音圧を上げてくれるマキシマイザーです
L3-LL Multimaximizerの簡易版です、L3-LL MultimaximizerやL3-16ほど音圧は上がらないのですが今持っているL3-16を購入するまではL3-LL Ultramaximizerを使用していました
Doubler
Doublerはダブルトラッキング効果を作りだしトラックに音の広がりをだすプラグインです
僕はステレオ感を作りたい時に使用しています
使用した音源をご用意しました
ギター Doubler なし
ギター Doubler あり
S1 Stereo Imager
S1 Stereo Imagerはステレオの幅や向きを調整できるプラグインです
モノラルをステレオにする事はできません、すでにステレオの音源の調整が可能です
僕はステレオの広がりがありすぎると感じたトラックのステレオ感を狭める為に使用する事が多いです
PAZ Analyzer
PAZ Analyzerは各帯域の音量と定位を確認できるアナライザーです
ミックス、マスタリングの時にマスタートラックにだいたい使用しています
各メーカーの様々なアナライザーがありますが昔から使用していて特に不便を感じた事がないのでPAZ Analyzerを使用しています
最後に
いかがでしたでしょうか、僕は最初に購入したWavesのプラグインはSound Design Suiteです、Sound Design Suiteを購入以降はセールの時に欲しいプラグインを単品購入していきました、Sound Design Suiteはセール中ですと¥20,000 以下で購入できる事もあります。 他にもWavesには素晴らしいプラグインがあるのでまた次の機会にご紹介したいと思います
ではでは