![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/08/作曲講座-1-1024x576.jpg)
・作曲をしたいけど方法がわからない
・なんとなく始めたけど思い通りにいかない
そんな方が作曲をする為に必要な基礎知識をご紹介します
音楽の三大要素
![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/リズム-1024x576.jpg)
音楽はメロディー、ハーモニー、リズムの三つから出来ています
この三つを理解する事で音楽の基礎がわかります。まずはこの三つをご紹介します
① メロディー
音には音名があります
そしてこの音の繋がりがメロディーになります
![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/音名切り抜き2-1024x88.jpg)
▼下の絵はピアノの鍵盤に音名を表示したものです
![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/ピアノ音階切り抜き.jpg)
黒鍵の音には「ド#」と「レ♭」のようにキーや調号の関係で1つの音に#(シャープ)と♭(フラット)のついた2つの名前があります
スケール
スケールとは決まった音の並びです
メロディーを作る際に全ての音を使用して作ると、まとまりのないメロディーになります
スケールを使用する事でイメージに合ったメロディーを作る事が出来ます
スケールには様々な種類のスケールがありますが、まず基本となるメジャースケールをご紹介します
メジャースケール
メジャースケールは明るい響きのスケールです
よく知られるドレミファソラシドの音がCメジャースケールになります
![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/08/名称未設定のデザイン-1-1-1024x576.jpg)
作曲の際にこのドレミファソラシドの音を使用してメロディーを作ればCメジャーで曲が出来ます
そしてこのCメジャースケールで作った曲が「キー」が「C」の曲になります
他の「スケール」で曲を作れば他の「キー」になります
キー別/メジャースケール・一覧
![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/1.jpg6-1-scaled.jpg)
作曲する場合、自分の作曲しているキーのスケールを使用します
もしくは上の図のどれかのスケールを使用して作曲すればそのキーで作曲ができます
作曲始めは「C」で作曲すると白鍵のみなのでわかりやすくて、おすすめです
マイナースケール
マイナースケールは暗い響きのスケールです
全てのキーにマイナースケールがあります
Cマイナースケールの構成音はド、レ、ミ♭、ファ、ソ、ラ♭、シ♭、です
![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/Cメジャースケール-1-1024x576.jpg)
切ない曲や暗い曲を作る時などはマイナーキーで作曲します
キー別/マイナースケール・一覧
![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/2.jpg.6m-1-scaled.jpg)
② コード
コードは複数の音を同時に鳴らした和音です
ド、ミ、ソを同時に鳴らすとコード「C」です
ド、ミ♭、ソを同時に鳴らすとコード「Cm」シーマイナーです
![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/Cメジャースケール-4-1-1024x580.jpg)
同時に鳴らす音でコードが決まります
コードは無数にあります、実際に使用する際はネットで「コード 一覧」と検索すると全てのコードが表示されているサイトが複数あるので検索してみて下さい、もしくはパソコンで作曲される方は作曲ソフトにコードを表示してくれる機能がある場合があります
コード進行
コードを順番に鳴らすとコード進行が出来ます
![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/09/キーが「C」のダイアトニックコード-1024x373.jpg)
コード進行とメロディーを合わせれば曲の基盤ができます
コード+メロディー
ダイアトニック・コード
コード進行を作る時、スケールの構成音のみで作られたダイアトニック・コードが基準となります
下の図はキー「C」のダイアトニック・コードです
![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/08/G3-1024x576.jpg)
C、Dm、Em、F、G、Am、Bm(⁻⁵)、のコードを使用すればキーが「C」の曲ができます
それぞれのキーにダイアトニック・コードがあるので自分が作曲しているキーのダイアトニック・コードを使用します
ダイアトニック・コード一覧
メジャー・キー
![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/08/ダイアトニックコード.jpg)
マイナー・キー
![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/08/マイナーダイアトニックコード2.jpg)
例えばキー「Dm」で作曲するならば、Dm、Em(⁻⁵)、F、Gm、Am、B♭、C、のコードを使用して作曲します
③ リズム
リズムとは
リズムは「ドラム」「パーカッション」はもちろん「ベース」「メロディー」「コード」にもあります
音の「タイミング」「長さ」「強、弱」などでリズムは変わります
リズムの種類
▼今回は下記の図を使用してドラムのリズムの紹介をしていきます
上の黄色い列がハイハット
真ん中の青い列がスネア
下の赤い列がキック
![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/見出しを追加-5-1-1024x391.jpg)
【8ビート】
・8分音符主体のリズム
・ハイハット:8分音符刻み
・スネア:二拍、四拍が基本
・キック:一拍、二拍が基本
・ロック、ポップスでよく使用される
![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/08/8ビート-5-1024x391.jpg)
【16ビート】
・16分音符主体のリズム
・軽快なリズム。ハイハットが16分音符刻み
・ハイハット、スネア、キックの位置は様々
![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/08/16bate-6-1024x383.jpg)
【4つ打ち(よつうち)】
・4分音符刻みのキック
・ハイハットとスネアはあったりな無かったり
・EDM、ダンスミュージックでよく使用される
![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/よつうち-1024x387.jpg)
④ アレンジ
曲のメインメロディーに、楽器や効果音など他の音をつけるのがアレンジです
アレンジを始める前にまずアレンジの方向性を決めるとアレンジがしやすいです
曲のジャンル、雰囲気、参考曲などを決める事で使用する楽器や音色が大まかに決まります
ジャンル別/楽器・音色
アレンジをする際、楽器の知識があると作りやすいです
【ロック、ポップス】
・ドラム
・ベース
・ギター
・ピアノ
・シンセサイザー
・ストリングス
【EDM、ダンスミュージック】
・リズムマシン
・サンプラー
・シンセサイザー
・効果音
【クラシック】
・ピアノ
・ストリングス
・木管楽器
・金管楽器
・パーカッション
曲の構成
どのように曲の各パートが進むのか一例をご紹介します
J-POPで定番の構成です
![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/09/名称未設定のデザイン-4-1024x286.png)
洋楽やヒップホップでよくある構成です
![](https://korewopoi.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/09/名称未設定のデザイン-3-1024x286.png)
この他にもイントロが無くサビから始まったり、Cメロ、Dメロがあったり、構成に絶対的な決まりはありません
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回紹介したものは作曲の基礎で、曲を完成させるには他にも様々な知識や技術が必要です
楽しみながら気長に一つずつ学んでいって下さい